筋を通すということ
去年の年末から1ヶ月会社を休まなくてはならなくなって、私の仕事を誰がやるか、といことが会社の上層部で問題になった(らしい)
ただでさえ、どの部署も人手は足りないくらいなのに、新しく機械の操作を覚えてなおかつ自分の仕事もしなくてはならないなんて誰がするかい・・・。と、言うことで
「どうなったの?」
と聞かれても、私にも判らない。
ここで、候補に上がったのが、会社でも「気難しい」風格のある人物である。
食堂で見かけるが確かに、むすっといてにこりともせず「頑固親父」そのもの。
しかし、そのおじさん、今はよく笑いよく喋る。うるさいくらいだったりする。
それは、話が決まったとき、課長よりも早く
「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」
と挨拶に行ったせいだと思っている。
会社の後輩から
「よく、あの気難しい人と話せるねぇ」
と言われるけれど
「だって、ちゃんと筋は通したもん。よろしくお願いしますって言えば「嫌だ」とはいえないよ~(特にあの手のおじさんはね)」
って教えてあげた。
「だって、仕事だからあたりまえじゃん」
ちがうんだよな~。
せっかく、大切なことを教えてあげたのになぁ~。
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