宮島花火見物記
強行軍「温泉日帰り」が終わったあと6時帰宅、6時半にまた家を出て市内電車に乗って「広電宮島口」へ行かねばならない。
私たちの島根からの移動中に、市内ではかなり強い夕立があったらしく地面も濡れ、湿度が高い。
乗り込んだ電停では3人の乗務員が整理に駆り出されていた。もちろん平時ではこんなことは無い。
「次の電車はいつ到着ですか?」
と聞くと
「もう着ますよ~」
「混んでますかね?」
「いやぁ、大丈夫大丈夫。今行ったばっかりだから空いてるよ。今年はお客さん少なくて、ぼくらの人件費でないかもしれないなぁ。アハハハ」
と哀しい笑いの後到着した電車は満員。話がちがうじやない~。
「あれ?市内からのだ。ゴメンナサイ」
仕方ないなぁもう。とはいえ、乗車電停から終点までは20分ほどなのでそんなに辛くは無いんだけどね。
しかし、電車の窓から見ていると電車と平行して走っている国道二号線は動く気配なし。
当たり前なんだけど、駐車場が足りないのである。
私たち夫婦は、今年、宮島の対岸の団地に住む弟のお友達のおうちに招待してもらっているので人の流れに逆らって歩く。
それにしても、団地のあらゆる路地に車と人が溢れている。帰りはすごいことになりそうだ・・・。すでに殺気立つてるよ・・・・。
お友達のおうちはクーラーも効いていて、アメリカン・コッカースパニエルのももちゃんも熱烈歓迎してくれて天国じゃあ(^o^)丿うれしいよぅ~。ご馳走も用意してくれていた。
そして、花火が上がり始めると、窓がわに行ってこれまたビックリ!
花火が真正面に上がるのだ。
初めて落ち着いて見ましたよ。花火大会。
部屋の持ち主の方は4年住んでいて去年と今年しか見れなかったそうで、4人と1匹で
「ハートだ!」「アンパンマンだ!」「やっぱり大きいのはすごいなぁ」「くぅーんくぅーん(遊んでよ!)」
大騒ぎである。
ああ、あの海上の船のどれかに「tanyさん」や「さちさん」が居るのねぇ~。
部屋の電気を消して、次々に上がる花火と冷えたビールを堪能して盛り上がって、23時15分の最終電車で帰るためにお家を出ると団地の路地から合流できないでいる車がぎっちりと詰まっている。
国道に出て信号待ちをしていると、香川や岡山に福岡といった他県ナンバーの大型バスがどんどん過ぎていくが、中の人はグッタリととしていた。
帰りの電車から見ると、車は「西広島バイパス」に流れていったようで「宮島街道」側の道は空いていた。
あの車が全部バイパスに流れたとしたら、大変だろうなぁ・・・・。
日帰り旅行の疲れもあって、泥のように布団に入った。
一体、何しに温泉に行ったんだか判らないけれど、充実だけはしている1日だった。
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コメント
お局様は優雅な花火だったのですね~
今年は雨が降ったりで大変でした
私は夜中に帰ってきたので、まだ眠たいです。
花火も、去年、一昨年のほうがずっと豪華だったような・・
来年に期待しよう!(来年もあれば・・の話ですが)
投稿: tany | 2004.08.15 18:08
うう~。
段々寂しくなっていきますよね。
特に宮島は競艇もダメダメ、観光も下降線ではどうにもこうにも・・・・っていう感じでしょうか。
私も、弟の友人に
「来年も来るから、引越しちゃ嫌よ」
とお願いしておきました。
投稿: お局様 | 2004.08.16 14:44