アテネの思い出
アテネオリンピックのメダル獲得で盛り上がったは良いけれど、同じ画像の使いまわしで飽きてしまったよ。
さて、今を去ること1★年前、結婚して新婚旅行の段になって旦那と激突。
「アジア3カ国周遊の旅7日」を押す旦那と
「エジプトナイル河クルーズ付」が譲れなかった私。
他の事では譲れてもこれは譲れないわ!仕方ない、やりたくないけれどケーキカットもキャンドルサービスもお色直しもしてあげるから、と新婦は結婚式のビデオカメラ撮影のバイトをしている旦那に譲って(これらが無いと式の演出が無いのでとっても寂しいことになる。)旦那は
「じゃあ、アクロポリスの丘を入れるなら譲っても良い」
ということになり
「エジプト・ギリシャ古代文明の旅」に決定。
日本→エジプト→ギリシャ→エジプト→日本の強行スケジュール。
しかし、悲劇は起こったのです。
エジプトからギリシャ入りしてエーゲ海クルーズ(ほとんど1日かがり)が終わり明日はアテネ観光だ、と言う頃から旦那に異変が・・・・。
そもそもエジプトを出た辺りから下痢が続き、調子が悪そうだったのに夜中から高熱を出してしまった。
添乗員さんに聞くと、ツアー参加者のほとんどがその状態だというが、特に旦那と隣の部屋の奥さんがひどいという。
急遽ドクターの往診を頼み並んでいる部屋の端から診察してもらい、うちの番になる。
白髪でロマンスグレーのドクターは添乗員の話を聞くと
「注射をしておくのでお尻を出して」
といい、ちょっとお目にかかれないサイズの注射器を用意した。
それを、「8時だよ全員集合」の中のコントみたいに、注射器を握って垂直にお尻に突き刺したのだ。
「明日の朝、もう一度注射するので安静にしておくように」
と言い置いて去っていくドクター。
ケツダシ状態で呆然とする旦那。
次の朝になってもあまり状態は変わらなかったので、午前中の観光はパスして寝込む旦那と付き添う新婦。
この日の観光は旦那が行きたかった「アクロポリスの丘」見学があったのだ。
再び訪れたドクターにまたしてもお尻に注射を打たれ、旅の目的は果たせなかった。
今回の記事作成のために、新婚旅行のアルバムを出してみたがアテネの写真は一枚も無かった。
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コメント
お局様、こんにちは。
折角のギリシャ、残念でしたね。
でも、大事な旦那様の身体の方が大事です!
無事に日本に帰って来れて良かったじゃないですか(^^)
投稿: ひで | 2004.08.17 16:21
ほんとうに、たいしたこと無くてよかったです。
いまではただの笑い話ですけれど、これに懲りて旅行中の体調管理には日本に居るとき以上に気を使うようになりました。
ひでさんも日本は、あとすこしですね。
時間が過ぎるのがとっても早かったのではないでしょうか。
トトロちゃんの元に帰ってのご活躍お祈りしています。
投稿: お局様 | 2004.08.17 22:59