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2004.11.07

東京紀行1日目

10月31日(日)
広島→東京
広島発6時の「のぞみ」にて出発。
6時に間に合わせるため起きたのは4時半。寝たのが12時回っていたからほとんど寝ていないはずなのにぎらぎらと目が冴える。家を出ると綺麗な星空。久しぶりに見たよ、星空・・・・っていうか陽がでてないんだってば。
在来線ともちゃんと乗り継ぎ完了。
一息ついて朝食は前の日買っておいたサンドイッチ。うまっ。野菜ジュースがお供。
お供といえば、旅の読書は「桃色浄土(坂東眞砂子)」四国の小さな海沿いの村のお話を読みながら新幹線は進む。
新大阪までは年に一度くらいは行くけれどそこから先は、未知の世界。
4月に東京に行ったけれどこのときは飛行機だったし。その時見た富士山の素晴らしさに日本人の心がむくむくと起き上がったので席を富士山の見える側にしたのだ。
「のぞみ」は名古屋を過ぎると「新横浜」まで停まらない。
富士山って・・・どこだっけ?

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トンネルを抜けるといきなり「富士山」が!
今回はリアルタイムのアップロードに挑戦しようと思っていたので、デジカメでとったあと携帯電話を出してパシリ。
隣に座っていたおじさんが「なんじゃコイツ」みたいな目で見たけれど気にしない~。
ほぇぇぇぇ。途中駅に停車するごとに、晴れたり曇ったりかなりやきもきしたけれどこの辺りではバッチリ。
これも日頃の行いでしょ。
大阪から東京の間には、サンヨーの水牛の角のようなソーラーシステム?があったり、キリンビールの工場のビールケースがあまりにきれいに積んであってブロックのおもちゃみたいでびっくりしたり、浜名湖の大きさにびびったり。
もう、本を読んでる場合じゃないや。と、バックに片付け窓に張り付いて旅気分を満喫する。

東京駅到着。
本当は一度、汐留のホテルに寄って荷物を預けてから会場の目黒区美術館に行こうと思っていたけれど、30分程度のロスが惜しくて(というか、新幹線のチケットが新橋で降りホテルのある汐留に行ってから目黒に行くより直行した方がお徳だと気がついたから・・・・。が、実際は荷物を預けたロッカー代を考えるとあまり変わらなかった)直行することにした。
さて、目黒といえば地方の人間から見れば「高級住宅街」「グルメな街」といったイメージ。私個人的には「目黒寄生虫博物館」のある街。その街に旅行バックを肩にかついだおのぼりさんが立った。とにかく、ロッカーに荷物を入れて300円。
地図を頼りに、大きな道沿いに歩く。
時刻は11時。
ランチタイムには早いけれど、店の中では仕込みをしている人の影。
ラーメン屋に中華料理がほとんどだけど、うう、いい感じ。
すでに頭の片隅は「お昼に何を食べるか」に偏っていた。
目印の川があって、右手には「区民センター」とかかれた建物が。
建物に行くまでは公園やテニスコート、桜の木の植えられた川沿いの道を歩いていく。
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雨上がりの遊歩道を抜けると「目黒区美術館」の建物、その左手に「区民ギャラリー」があった。
手前の告知板に「原画展のポスター」がばっちり貼ってある。

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そこを入って地下へ降りていくと、大きな会場が2つに仕切られ手前側は別のグループの水彩画展。
渋い・・・・が、その奥に目的の場所があった。
私の前で芳名帳に書き込んでいる人が居たので大人しく待っているが、目はもう会場の様子をうろうろと捉えている。
ベリーの絵は丁度受付側のコーナーの角の辺りにあるのですぐ発見できた。
この日は最終日なので、原画展のHPや既に見学を済ませた人のHPの日記や書き込みなどで感じは判っていても実際にこの目で見ると
「うわぁぁぁぁぁ、広島から出てきて良かったよぅ」
と感涙寸前。ご隠居様も発見。そこで前の人が記入が済んだので、私もペンを握りきっちり記入。
「広島の●●です」
の自己紹介すると、セミロングの髪の女性が
「ああ!お局様ですね!わぁ、もっと怖い人かとおもってました~」
「ええーーと?」
「Mintmama!です~。moomama~!ご隠居さま~!」
と会場中心でお客様の対応をされている女性とベリーの絵を書いて下さった「葛西の隠居」様を呼んでくれた。
簡単に挨拶を済ませると早速、ご隠居様が自ら絵の説明をしてくださいました。
これってものすごい贅沢な状態。
ベリーの絵は2~3歳頃の良く撮れた画像が元になっているのだけど、傾いた構図をまっすぐにし、切れていた耳の部分を繋ぎ、途中で描かれていた尻尾を取ってもらって背景の処理をしてもらって出来上がった絵である。一番気に入っているのは「目に力がある」事。
ご隠居様が描いた肖像画には「目にチカラ」があるなぁと自分の絵を見て思っていたけれど、会場の肖像画のどの子もしっかりと飼い主や家族を見ている、そんな、まなざしに囲まれて圧巻である。
ゼロ君、トラじい、マリモちゃんにチャイ君・・・・もろもろもろもろ。
自分で一枚一枚の絵と飼い主さんが書いた(勿論私も書いた)紹介カードを見ていく。


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会場では、肖像画の他に、苔で作った猫型のオブジェや猫の毛で作ったフェルトがあったり「抽選でご隠居様に絵を書いてもらえる権利の抽選会」のコーナーがあったり、また「お星様になった子」の紹介コーナーは羽で飾られていたり企画も色々。
また、それぞれの肖像画につけられた紹介カードには、その子の生い立ちや面白エピソード、じーんとしてしまうお話が本当に個性的に描かれていた。パソコンで画像処理してあるもの、手書きで丁寧に描かれたもの、ビーズやレースで飾られたものなど、同じものは全く無い。素晴らしい~。
その後は、お昼ご飯を食べに出た以外は会場でクラゲのように漂う。疲れると、イスに座らせてもらいお茶とお菓子を頂きながら会場に居る人とお話三昧。
「ええ!?アナタが●●のサイトの●●さん!?」
自己紹介しなくても目の前で交わされる会話を聞いただけで、ドキドキしてしまう。
そんな中で、一番ビックリしたのは
「こちらお局様で、水頭症の5歳のベリーちゃんという子暮らしていらっしゃって、運動不足解消の為にいろいろ工夫されているんですよ」(だいたいこんな感じ)
と他の方に紹介してくださったmoomama。あのあの、私、確かにmoomamaのサイトでそういう風に紹介していただいたけれど゛、掲示板にもほとんど書き込みしていない通りすがりのようなモノなんですが!?しかも、展示会は今日が最終日でものすごくお忙しそうなんですが!?
3時半閉会、撤収が近づいてくると人が増える。そして熱気も上がる。
なんとなく居る私も、anjyulittle さんの受付のお手伝いらしきものをしてみたりちょっとだけスタッフの気分を味わう。
そろそろ終わり?という頃に猫雑誌の取材の人が来られてご隠居様の写真を撮ったり(周りの人がその様子を撮っていたり)それを見ながら、カメラが趣味のみかりんと
「やっぱ、一眼レフカメラの構えは肩幅に脚をひらくだよね~」
「そうそう、ああでないとね」
なんて言い合う。初めて会ったとは思えない・・・・。
カメラマンが会場の写真を撮っている頃には「閉会式」がはじまった。
まずは、「肖像画を書いてもらえる権利」の抽選会、次々に読み上げられる名前に私の名前はない。残念。しかし、会場に来ていた女性が人に背中を押されて泣きながら名乗りをあげられた。その時は(嬉しいのね~)としか思っていなかったけれど、自宅に帰ってから原画展の掲示板に書き込まれたその方の書き込みを読んで
「ああ、やっぱり神様はちやんと当たるべき人を見てるんだ」
とおのれの欲の深さに反省した。
ご隠居様も感極まった挨拶をされ、スタッフの方からの提案事項やなんやかんやで最後は、三本締め。
しかし、これで終わりではなく、撤収作業がある。
私は勿論、ベリーの撤収。「お局様 ●● ●●さん べりーちゃん」とマジックで書かれた東京都の炭酸カルシウム混の半透明の袋に送り出した梱包用の資材が入っていてそれに再び梱包する。
ベリーの額と格闘していると、会いたかったチャイままさんが「時間がなくてゴメンネ」といいながら声をかけてくれた。チャイぱぱさんもいるし~。トウチャンだぁ(^O^)お話している間に周りでは撤収作業がどんどん進む。
「●●ちゃんはどこですか~」と書かれたモデルの箱を持って原画を探す人や、既にやることが無くなって漂う人なども出始め、予想以上に撤収が早かったようだ。

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あっという間に会場は真っ白な状態に戻る。
ほんの30分前には、あんなに賑わっていたのに・・・・・。
私は旅人で時間に余裕があるので、なんとなくそのまま残っていた。
お祭りの後の雰囲気に浸っていた。私は何にもしてないけどね、なんとなくこの場所から離れられなくて・・・・。
記念写真を撮ったりしていると、スタッフの2人がすみっこで抱き合って泣いていた。
この日のために、本当に大変だったと思います。みんなでもらい泣き。
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一度帰ろうと思って、お別れをして外に出たものの、ゴミを捨てに行って挨拶をしてない人が居たので入り口で待っていると
「かえっておいでよ。中で待とうよ」
と誘われ会場に舞いもどりおしゃべり。
その人たちが帰ってきたので皆一緒に会場の外に出る。
ホントにお別れなんだ・・・・。と思っていたら
「夕御飯、一緒に食べましょう」とお誘いしていただいた。
こだまさん、てれじあさん(ねこの森 )、しじみさん(窓辺のソーイング)、anjyulittle(都営&哲学堂テニス(ne..) さん.、ひぴさん(ぎゃおす王国)の顔ぶれ。
今、考えるとものすごい顔ぶれなんですけど・・・・。

さて、この6人で何を食べるか、と目黒通りを歩き韓国料理屋に決定。
か、私のホテルのチェックイン予約の時間を少し過ぎていた。
「あ、ホテルの電話番号、目黒駅のロッカーの荷物の中だった!ちょっと行ってくる!」と慌てる私。
8月にオープンしたばかりで電話帳やガイドブックにまだ電話番号が出ていないホテルなのだ。
「104で調べたら?」という声に、舞い上がって「いや、行ってきます」と駅へダッシュ。大慌てでバックを出し予約票を見る。が、ネット予約のそれには電話番号が無かった。
結局、電話ポストに入り104で番号を聞きながら、携帯電話に打ち込む。ペンとメモも持ってなかったのだ・・・・。
ホテルに電話して出した荷物を抱えて韓国料理屋に戻る。
改めて乾杯。お肉にサラダに韓国鍋に石焼ビビンバにユッケビビンバ~。
食べる食べる、そして喋る。
「お局様、水頭症ってどんな症状なの?」「どうしてわかったの?」「MRI受けるきっかけは?」「治療法はあるの?」食事の間に、普段人から聞くことの無い質問が次々に飛ばされる。
皆さん、腎不全や病気や老猫の介護の経験された人ばかり。鋭い、こっちがたじたじする。勉強不足だわ。
話し足りなくなり、近くのコーヒーショップで再び話しに花が咲く。私、ここでもう一度チェックイン時間の延長依頼電話をホテルに入れる。
「うちの子のハンティング獲物自慢」「燃焼系な猫」「始めてあったペットシッターさんの背中に飛び乗った話」「フードの味について」「●●のフードは何故食いつきがいいのか」「食いつきの悪いフードの話」「怪しいペットフードの店」などなど猫話を中心に盛り上がる。
本当に、楽しくてあっという間に時間は過ぎていった。
どれだけ喋っても喋り足りないし、もっといろんな話をじっくり聞きたかった。
広島に帰ってからそれぞれのサイトに行くと、本当に勉強熱心でうちの子が可愛い人ばっかりで、どうしてもっとちゃんと見てなかったのだろうかと反省ばかり・・・・。


途中でお別れし、JR山手線新橋駅でゆりかもめに乗り換えて1駅でホテルのある汐留。歩いても近いよと教えてもらったけれど、夜遅かったので確実な道をとった。
人気の無い駅から案内板に従って「ヴィラフォンティーヌ汐留」(HPはこちら)というホテルにチェックイン。
ホテルといっても汐留住友ビルの一部がホテルになっている。ハイセンスなビジネスホテルだ。
8月にオープンしたばかりで「オーブン記念価格で11.000円(税込み)」
ベットはダブルベットサイズ。
液晶テレビも付き、部屋は広い。
レディースコースなので足マッサージ機、マイナスイオン加湿器、女性向けのアメニティがずらり。
当たりだ!
また、東京にくることがあったら定宿にしよう。
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レディースルームの室内。
無駄にムードたっぷり。
でも、ダブルベット独り占めは贅沢でうれしいっ。

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ホテル外景。開いた口がふさがりませんでした。

なぜか小腹がすいて、コンビニに行ったりゆっくりお風呂に入ったりして1時半頃就寝。
長い一日だった・・・・・・。


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コメント

ああ、満足、★★★★★な上質エッセイでした
お局様おみごと、
心躍らせて原画展に行った様子が、出発、道中、到着
そして、いろんな人たちとの出会い、その人たちの
人となりが、短い文章の中にからぴったり伝わってきます
一人で行っても、会場で声をかけてもらって、
夕食オフへと盛り上がって行く、猫仲間のすごさ、
自分が体験したみたいに嬉しいよ。
長編報告、ありがとうございました。

 富士山を見た感動、わかる! 写真良く撮れてますね。

投稿: テオ | 2004.11.08 18:24

テオさんにアップ情報を頂いてさっそくまいりました。
昨日のことのようにも、ずいぶん前のことのようにも感じるへんな気分のmoomamaですが、
すっかり31日にワープしたのは言うまでもありません。
遠くからお越しいただいて、最後にご一緒できなかったのが申し訳ない。
私もMRIの話とかお聞きしたかったんですよ~
楽しまれたようでほんとに良かった(^-^)

投稿: moomama | 2004.11.09 11:28

>テオさん
お待たせしました。
私のドタバタ東京話をほめていただいてありがとうございます。
(ああ、増長)
書ききれなかったエピソードが後から後から思い出されて・・・・。
今度はぜひご一緒しましょうね!

>moomamaさん
本当におつかれさまでした。
あれから10日近くたったとは思えません。
まるで夢の中の出来事のようで・・・・。
この日記はあくまで「私の視点」なのでどれだけ楽しんだが判っていただけると嬉しいです。

投稿: お局様 | 2004.11.09 20:09

質問攻めの口火を切ったのは私でした~
あの楽しかったひと時が日記を読んで蘇りました!
またぜひお会いして、もっとディープに(!)語り合いたいですう♪

投稿: こだま | 2004.11.09 21:06

>こだまさん
「ディープ」っすか!?
すっごく楽しみです(をい(^_^;)
夕食の時、こだまさんの瞳ず「きらりん」と輝いたのを覚えてます。
今度は「MRI」ネタのほかに「骨髄液採取」のお話も披露しますよ~。あと、どうしても合わない獣医さんとか、ノミ大発生で副腎質ホルモン軟膏!?とか、いかがでしょう?

投稿: お局様 | 2004.11.10 20:35

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