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2006.10.09

ボランティア体験記・本文

10月7日
3連休の初日の2日ほど前、旦那のバイト先から東京出張を命じられて、始発の新幹線で行くというので7日の朝4時半起き(T_T)
でも、ラッキーなことに時間が自由に使え、準備万端・・・の筈が、以前から約束していた旦那の実家に行った帰り「何か足りないのでは?症候群」にかかり100円ショップをウロウロしたりしてしまった。
動物病院に消毒液を分けてもらいに行った時、先生が「ボランティアで参加されるので・・・・」と思いがけない親切を受ける。
先生、ありがとう!「もう、猫(ベリー限定)、苦手なんじゃ!?」なんて言わないよ~。
実は、「この問題に関心が高い」というアピールをしたかったのもある。
嘆かわしいことに、地元メディアの報道はほとんどなされておらず、先日のTBS、NHKが全国ニュースで取り上げてはじめて知ったという人が、とっても多い。
もしかしたら、自分のところのお客さんが現地に行くことを実感してくれたら、地元の獣医さんがもっともっと積極的に関与してくれる可能性だってあるんじゃないかと・・・・。
浅はかかな?
と、思いつつ・・・・・。

受付物資に制限があるので、前の週の猫オフ会のときに持ってきてもらった支援品の一部とホームページにあった「文房具」に使えそうなものがあったので、リストにまとめておく。現地でいらないものは持って帰る予定。
関西から来てくれる、ほうきもっぷさんに綺麗な身体で帰っていただくためと余計な出費は避けていただくために「スーパー銭湯セット」(一番安い入浴料で済む様、シャンプー・リンス・ボティシャンプー・タオルなどを用意しただけ)も作っておく。
スーパーの安いペットボトルのお茶なども準備。
布団に入ったら「朝起きられなかったらどうしよう?症候群」と戦いながら眠りにつく。

10月8日
前日セットしておいた目覚まし時計が4時半に私をたたき起こす。
が、地元新聞の朝刊を読んでムカつきスキャンしてUPしたのもこのお陰。
ほうきもっぷさんは8時頃到着予定なので、五日市駅南口に行く。
が、ここで早速、JR山陽線で人身事故のため電車に乱れが・・・・。ひぇぇぇぇ。
何とか、ほうきもっぷさんと合流。発進。ああ、でも、ちょっとは観光していただかないと・・・・・・
駅のロータリーを出る信号で
「左手信号先のトヨタレンタリースが、アニマルイタコ峰ハチヨさんがお車を借りたレンタカー屋さんでございます~」
しばらく行くと、我が家が見えるので「あの丘の上にあるのが我が家でございますー」
関西の人から笑いを取って緊張をほぐす。
ドッグパークに到着したのが9時頃。すでに山頂の事務所前の駐車スペースは一杯、支援品とほうきもっぷさんを降ろして下の駐車場に車を止め、徒歩で坂道を登る・・・・・キツイ~~(T_T)
ゼーゼー言いながら受付を済ませて、更衣室に入ってから気がつく。
「長靴、車に忘れた!」
徒歩にて一往復増やして、何の働きもしないうちに無駄に時間と体力消耗。
着替えて(ボランティア体験記参考)支持されたB-1エリアに向かう。
途中の芝生広場やあちらこちらの光景は、あちらこちらのブログで見たまま。
匂いも「ひどい」というほどではない。
人の熱意ってすごい。
もう、朝食は終わり、ケージの清掃に入っている。
リーダーさんに仕事の指示を頂いて、清掃作業に突入。
バリケンの清掃が終わったところで
「じゃあ、この子のお散歩お願いします」
いきなりピレネー犬でお散歩デビュー。
ウンチ袋セットをもらって出発。この子は、超大型犬なので、ケージではなく個室にいた子。私でも抱けると思うほどの痩せ方。毛が長いからわかりずらいけれど、触ったら骨格標本。
最初はなかなか息が会わないが、しばらくするとぐんぐん引っ張られていく。注意書きに「引っ張らないように」と書いてあったけど、引っ張られるのはいいのかー!?
ウンチもオシッコもしないので、しばらくウロウロしていると、自分であっちこっちの匂いをかぎながら外れに作られた見晴台のようなところに・・・。
天気もいいし、周囲の田んぼじゃ稲の刈入れなんかしてるし・・・・。
満足したのか、自分から階段を下りたあたりの匂いをしきりに嗅ぐ。
熱心だなぁ・・・・と思っているところに、ボランティアさん何人かがお花を持ってやってきて手を合わせて去っていく。
そうかぁ・・・展望台の下付近って、ここだったのか・・・・・。
慌てて手を合わせる。ピレネーちゃん、教えてくれてありがとう。
でも、いつまでたってもウンチもオシッコも気配が無いので帰還いただくことにする。
名残惜しそうだけど、他のお仕事もしないとね。
受け持ちエリアに帰ると
「4時までAエリアのお手伝いに行ってください」
ということなので、場所移動。
ここも、あちらこちらのブログで見た通り。
あまりにも頭数が多いので、人手は幾らあっても足りない。平日はもっと大変だろう。
でも、何をしていいのか、広さとケージの数と泣き声にクラクラ・・・・しているヒマは無くて、すぐにお散歩。
1頭目はビーグル。うわっ!?元気!?
2頭目はなんだっけ・・・テリアだと思う。何気なく折れた耳をめくったら、耳垢で真っ黒(耳ダニではない)
3頭目はテリア。この子はバリケンに「後ろ足注意、吠えても声が出ません」とある。
口の横の部分が歯槽膿漏かなにかで無い状態で、真っ黒い歯茎と歯は血が固まったものだろうか。
降ろしても歩かず、抱くと安心したように体を預けてくる。
芝生広場で抱っこしたまま日光浴。
この子をつれて帰ってあげられたら・・・と。
犬を触るたび、出入りするたび、次の作業に移る度に、マイ消毒液を手と体の前面に吹き付ける。
いちい持って歩るかないといけなかったので、ほうきもっぷさんの、腰からぶら下げ式に思い至らなかったことを後悔。
うちは小学生時分に飼っていた犬は外犬だったので、バリケンに敷かれたペットシーツにウンチやおしっこをしているのか、ただ、寄っているだけなのか見分けがつかない。
飼っている人や経験者の人はドンドン交換していくのに、私が「お!?」と思って交換しようとしたら、千切れた新聞紙が水に塗れているだけだったり・・・。
後は、ひたすら掃除。バリケンに振られた数字どおりに並び替え、ペットシーツを変え、バリケンを洗い、支援品の整理をし翌日から来る人たちの能率が上がるように、他の仕事をしなくてもいいように、次々と支持が出される。
一度だけリーダーさんが諸注意の確認の為に全員を屋外に集めた時、去っていく人間に「行かないで!」と一斉に叫び声を上げる犬達。
それまでの泣き声とは全然違う。

どうか、この「人の温かさ」を知ってしまった子達が幸せに一生を終えますように。
「真っ白」なあの子達の真っ直ぐな視線に応えてあげたい。
何人か話しした人「うちじゃ飼えないけど」「うちの子と同じ品種の子がいて・・・・」「ただの犬馬鹿なんですっ」って。うれしいなぁ~。そういう猫馬鹿さんもたくさん居るんだよ~。

これから、ボランティア行こうかどうしようか迷っている方!
100円ショップで済ませられる装備品もたくさんあります。
最低でも、ビニールの雨合羽、長靴、スプレーガン式の空ボトル(洗剤の空容器を洗って乾燥させたものでも充分)の装備があれば、現地にあったり声をかけて分けあえたりするものも充分にあります。

感心したのは、私が見た限り外国人の10人位の家族ずれのグループをずっと林代表が案内していました。代表の話を熱心に聴き、ボランティアの邪魔をせず、子供さんは親から離れることなくいたことです。
それに引き換え・・・うう・・・言いたくない。
見学の受け入れが規制されるのもうなづけます。
悪い人ばかりではありません。ちゃんと言いつけを守っている人も居ます。が、そうでない人も・・・。
犬を飼えない私は「一匹でも、この子達が幸せになれるように」と願って、糞尿埃水にまみれたんです。

そんな1ボランティアの気持ちを理解して下さる方。
ぜひ譲渡会においでください。

公式ブログより抜粋**************

10月21日(土)・22日(日)の二日間
時間 午前10時~午後5時
広島ドッグパークにて譲渡会を開催致します。
譲渡会でのお約束等は、詳しいことが決まり次第ホームページにてお知らせさせていただきます

**********************

最後に、関西からお手伝いに来てくれた、ほうきもっぷさん、本当にありがとうございました。
本当に、ギリギリまでのボランティアで、駅までの帰り道我が家が見える場所にあるのに寄って頂くわけにはいかないほどのタイトな時間のやりくりで帰って行かれました。
まぁ、私の「道聞かれ名人」っぷりを楽しんでいただけたようで何よりです。
「いゃあ、吸い寄せられるようにお局様のところへ行って、トイレの場所聞かれはりましたなぁ」
ええ、人を吸い寄せるオーラがあるんです・・・・・きっと・・・。
(ちなみに、作業中入り口付近で見学の人を連れた林代表にも「今、何の作業してんのん?」って聞かれましたし。ちょっとドキドキしちゃいました)


なお、使った装備は洗えるもの→ビニール袋に入れて病院でもらった塩素系消毒薬をドバドバ入れて密封漬け置きのあと洗濯日干し

洗えないもの→雨合羽、ゴム長靴などもビニール袋に入れ消毒液ドバドバいれて密封廃棄しました。

眼鏡は棄てられないし薬品使えないので、アルコールで何度も何度も拭きました。

現地に行ったら「可哀想」なんて思う暇、ありません。
500頭近いワンコにご飯あげて、バリケン洗って、拭いて、乾かして、新聞紙とペットシーツ入れて、ワンコは散歩に連れてって、その頃には最初の頃にお散歩にいった子がウンチして、バリケンの新聞紙とペットシーツ入れ換えて・・・・のエンドレスです。
ドンドン行っちゃってください~。


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コメント

お局様、ほうきもっぷさん、ほんとうにご苦労様でした。
やってもやっても仕事はあるのですね。
そうだよね、生き物相手なんだものね。
みんな太って欲しい。ころっころのワンコになって欲しい。
ボランティアさん、何人くらいいたみたい?

投稿: わかにゃん | 2006.10.09 20:18

>わかにゃんさん

ボランティアさんは土日祝は400人くらい
来てるみたいです。

でも、常時その人数がいる訳じゃなくて、
入れ替わりや早朝と夕方は人が少ないなど
バラつきがあるみたいです。
本当はもっとやりたい事があったのに
時間が足りませんでした…。

昨日は人数は分からないけど人手は結構ありました。
運やちーをしたら、すぐクレートのペットシート
と新聞紙を新しく変えてあげることができました。
それはウチじゃごく普通の事なのに、
ドッグパークの犬たちにはスペシャルケアでした。

朝夕二回の散歩に行く余裕がありました。
でも、犬たち、その二回の散歩に耐えられる体力
がまだついてないんですって…(;_;)
二回目は抱いてやって日光浴でした。
(しかし、私が連れていくのは一癖ある子ばかり
言う事を聞くはずがなくf(^^;;)

リーダーさんが指示を出すため、一旦、
人を犬舎から出した時…
犬たち本当に泣き喚いて(鳴きではなく)。
私もあれはショックでした。
早く「自分の家」を見つけてあげたい…。

ベルト吊り下げ方式は欠点ありましたよ。
足元が消毒できない。…私のおバカー。

お局様の散歩、3頭目と4頭目のテリアの時
遭遇しました。
(…よく考えたらテリアばっかり関わってる私)
優しい優しい目をした3頭目の女の子を、
お局様はそっと大事に抱いていました。
肉球が傷ついて歩くのが困難だったとか。
4頭目の歯周病で歯が溶けたような子も、
大切に抱いて散歩してあげてました。

小さい頃のベリーちゃんもそんな風に大切に
抱かれてお局様宅に来たんだろうなと思いました。
体は弱いけど賢い子を見抜くお局様センサーが
作動したのかな、と思ってたけど、お散歩2頭目
の子は元気印ビーグルだったんですね(^^)

その頃、私はガウリィ(仮名)君とバトル(?)中。ぬー。

もし、ドッグパークに行くことができる範囲内で
迷ってる方がいたら(無理して行くことはないですが)、
1回でいいので、1時間でいいので、寄って
いってあげて欲しいです。
それだけで、1頭でも多く散歩ができるし、
新しいペットシートに座ることができます。

感染が怖い場合は物資の仕分けや消毒薬の希釈を
してくれれば、掃除や犬の世話をする人の支援に
なります。

ちゃんとした犬舎にいて、管理のできている犬を
段取りを把握している飼育のベテランが世話するなら
同じ数をもっと少ない人数で世話できるかもしれません。
でも、ケアの必要な500頭近くの犬相手に、
それも初めて来た人がほとんどだと500人いても、
やっとちょっと休憩しながら作業できるかな
というレベルです。
ほとんど休む暇はありませんでした。
平日は大変だろうなと思います。

ボランティアには年配の方で、16年飼った
チワワを亡くして、今日は手伝いに来た、とか、好きだけど今は飼えないという人も来ていました。
(犬がいないので感染を心配しなくていいから
軽装なんだと笑ってられました)
いろんな人がいました~。

投稿: ほうきもっぷ | 2006.10.10 01:45

ほうきもっぷさん、お局様、お疲れ様でした。
今朝、読売系列の「スッキリ」で
ドッグパークの特集していました。
映像も衝撃的でしたが、実際はもっとなんですよね。
ほんとうに、ほんとうにお疲れ様でした。
もうすでにお家のみつかった子もいて
少しほっとしたり・・・
テレビ報道で、現場が混乱しないとよいのですが。
わたしはわんにゃんの入浴は得意なのですが・・・
ドッグパークなら「わんこシャワー室」くらいは
あるのでしょうか?
あっても体力的に無理なのかもしれませんけど。

お2人ともお疲れが出ませんように。

投稿: kukka | 2006.10.10 10:23

お疲れ様でした~

>去っていく人間に「行かないで!」と一斉に叫び声を上げる犬達・・

また ホロッとしてしまいました~

愛情に飢えた子達ばかりなのですよね・・
幸せな家族が 早く見つかりますように

投稿: tany | 2006.10.10 18:09

>わかにゃんさん
1匹ずつバリケンに入っているので、個々のお世話になるので作業は能率的ではないです。
でも、喧嘩や健康管理、固体管理を考えるとコレしか方法が無いですね。
私たちが行ったときには「ヤキモチ」をやく余裕も出ていて嬉しいけれど大変な作業でした。

>ほうきもっぷさん
わかにやんさんへのフォローありがとう~。
自分たちが必要にされるのはうれしいけれど、こんな事件は二度と起こしてはならないですよね!


>kukkaさん
もともと繁殖販売が大事な目的なので、立派なトリミング室があって、何人(十何人かも)ものトリマーさんがフル稼働で働いてました。
うーん、資格があるってすごいなあって感心しました。
私も月曜日「スッキリ」見ました。
おすぎさん、泣いてくれてありがとう(T_T)


>tanyさん
今頃、あの子達がどうしているのか、気になって仕方ありません。
ケアは本当に大変だと思うのですが、里親さんには大切に大切にしていただきたいと思います。

投稿: お局様 | 2006.10.23 14:54

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お局様のブログ空色猫目亭別館でも 紹介していただきましたが、 昨日、お局様が広島 [続きを読む]

受信: 2006.10.10 00:54

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