ふたつの展示会
はつかいち美術ギャラリーで展示中の2つの展示会。
一つは
「ウッドワン美術館収蔵作品展⑰ ちいさな いのち展」(こちら)
私の好きな藪内佐斗司氏の作品も展示ということで300円払って見に行く。
<カタツムリがナメクジに進化していく様子をユーモラスに表した>という作品はほのぼのとしていて楽しいです。
あとは、小さな虫や蛙などがさりげなく作品に配置され、テーマに絡んでいるようなものを選んで展示してある。
作品は出てなかったけれど、加山又造の猫のポストカードを購入。
もうひとつは
「第14回平和美術展 こうの史代まんが原画展」(こちら)
「夕凪の街 桜の国」と「この世界の片隅に」を中心にした原画展。
実は、こちらの原画展はギャラリーに着いてはじめて知ったという、なんてこった。
「夕凪の街 桜の国」は読んだし映画も観たけれど、「この世界の片隅に」は未読だったので、ほとんどあらすじが判ってしまうのではなかろうかというほどの原画が順に展示してあり、どんどん引き込まれる。
原画を見なくても判るんだけど、スクリーントーンなどは使用しておらず、本当に手作業で仕上げてあって原画からのパワーはすごい。
これを独占状態で見れてしまうなんて、ラッキーというべきか、勿体無いというべきか。
マンガやイラストを描く若いヒトに、ぜひ見て、このテクニックを真似るところからでもはじめてほしい。
製作ノートなんて、そうそう見れるモンじゃないよ。
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