春風亭昇太・柳家花緑ニッポン全国!!ぶらり二人会
■開催日: 2011年 1月 30日
■場所・時間等: 場所/アステールプラザ大ホール
前日から冷え込んで、時折、吹雪状態に。
会場に入ったときが一番ひどかったんじゃないかな?
それなのに、石油ストーブの灯油が切れており、ガソリンスタンドが開くなり買いに走る。
重たいから9リットルだけね。
なんでも、平日の昼間には急坂のてっぺんのマンションの駐車場に売りに来てるらしく
「そういやぁ、昨日、来とった。30分くらいはおるでぇ」
と夫が言う。
「気がついてるんなら、買うとけゃあ」
怒ったのは勿論である。
朝から、一働きして出かけたんだから、今日はもう働かない!
平和公園を抜けて、信号を渡る頃には着物姿の人もチラホラ、信号待ちしていた一団がそのままアステールプラザに入っていく。
舞台には「開口一番」のめくりと高座に金屏風。
私は前から7列目だったので振り返ると一杯のお客さん。
年齢層は随分若いぞ~。
時間になると、まずは2人出てきて軽くトークショーで沸かせる。
そのまま前座は春風亭昇也で「転失気(てんしんき)」
上手いと思う。声も良く出ているし、前座によくある声を張ってますとう感じもしないな~と帰宅して検索したら漫才をやってた人なんだって。
柳家花緑は「蜘蛛駕籠」
去年の独演会の「仲村仲蔵」よりずっといい。あの時も「天狗裁き」の方が面白かったな。
それにしても、この人が高座に上がると、照明が3倍増しなのでは?とおもえるほど明るくなるな~。
中入り後は「太神楽 鏡味 正二郎」
前の方にいた男の子が釘付けになってました。
家に帰って真似しそうな(そして親に怒られる)集中力でした。
春風亭昇太「花筏」
先週、聞いたばかりのこの話を別の噺家さんから聞けるのは幸運~。
昨夜(今朝方?)のサッカーのアジアカップ優勝を決めたと言うボレーシュートの真似は、家に帰ってニュース見ても紫の座布団の上で着物袴姿での熱演が思い出されます。
それにしても面白い。
スポーツの噺から「花筏」にすんなりと入る。
座布団に端っこでも乗ってりゃいいんでしょ?と言わんばかりの全身を使った噺は、やっぱり生、もしくは映像がついてないとつまらないよ。
大いに笑わせてもらいました。
最後に、緞帳が下りるのを止めさせて、舞台上に花緑ちゃんを呼び出す。もう着物を脱いでダンディな装いに会場がまた沸く。
ここで「アンコール」っていったらもう一席やってくんないかなー。ま、お約束の「アンコール」コールは白けるから止めとこ。
↑
ところで、これって昇太さんが書いてるらしいと、会場で噂が流れていたけれど本当なんでしょうか・・・・
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コメント
行ったんだ~
花筏だったんだ~
私、あの提灯屋の焦り演技が好きです。
昇太さんは座布団からはみ出るよね。
ワイワイやってくれるの。
寝転がったこともあるわ。
いつも思うのだけど、あの人はどこが50なのだろう
パッと目には30代だよ。
それにしても演目の字のへたくそなことよ(藁)
投稿: サエコポン | 2011.02.01 17:34
>サエコポンさま~
どーもどーもですぅ
「花筏」は前の週、喬太郎さんもやってて(3本の内2番目だった)マクラにはいったところでひろしま駅伝のゴールの打ち上げ花火が鳴って、そりゃあもぅ~でしたよ~。なんたって会場は普通の薄っぺらい壁のビルだったからね~。
図らずも二週続けて同じ噺だったのに、こうも違うものかとひたすら感心しましたですよ。
来月は「昇太&好楽」なの~。
その前に「志らく」もあるし、まだまだ落語熱は続きそうです~
投稿: お局様 | 2011.02.02 21:20