立川志らく独演会
日付 2011年2月 9日(水)
場所 広島県民文化センター
昨年末、猫友のサエコポンが「志らくって?」とつぶやいた。
奇しくも、その数日前に、広島初公演のチケットを手に入れていたので
「ほほう、志らくって、どうなのよ?」
と待ち受けていましたとも。
前座・立川らく太 「看板のピン」
立川志らく 「茶の湯」
-中入り-
立川志らく 「らくだ」
前座の 立川らく太は「え?前座?」と思ってしまうほどの貫禄で、噺も達者。
特に、親分が渋くていいねぇ。
さて、私の中では「志らくって~志らくって~」と期待充分だったが、今回は(多分)さほどの毒気は無かった模様。
普通に楽しむ事が出来ました。
「茶の湯」のマクラが寅さんの映画の話で、もしかしてこれが、シネマ落語というやつなのかしらと思ったら、古典落語に入ったので一安心。
創作落語も面白いんだけど、今は、まだ古典落語をじっくり聞きこみたいお年頃なのよね。
中入り後、黒紋付での登場。
話は大相撲の八百長疑惑から膨らんで、まさか、私にとっては三回続けて「花筏」!?
マクラの間中ドキドキしてました。
いや、それでもいいんだけど。
で、ロックの公演のトリを頼まれた話の受けが良かったせいなのか、そのときやった「らくだ」を、というと場内から拍手が沸く。
私が初めて「談志」をCDで聞いたのも「らくだ」だった。
でも~私には険しいチョモランマのような。
まだまだ家元は私には遠い存在であるとしか思えなかったけれど、志らくの「らくだ」はより身近に感じられる噺でした。
それにしても、広島にやってくる落語家、そろそろ二周目に突入する人もチラホラ。
もっと来て欲しいなと思っていたら、2日後は山口県光市で立川生志独演会。
ついに、私が広島県を飛び出してしまいそうな勢い・・・っていっても、広島市は広島県の西の端に近いのであんまり遠くはないんだけどね。
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記念に「蕎麦」食べてみました。
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