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2011.06.08

第11回生らくご会・「寄席の楽しみ」

「広島で生の落語を聴く会」の生らくご、今回は寄席形式のフルコース。

場所はいつもの広島工業大学広島校舎。
整理券をゲットした後、今回こそは行ってみようと思っていたランチのアテが外れてがっかり。
いえね、会場の前は元安川が流れており、その両岸に1軒ずつ「かき船」があって(昔はもっとあった)向こう側の一軒はお値段がとってもステキなのだけど会場側の方は手の届くお値段だったのでアテにしてたら5月から日曜定休に変わってた。
がっかり
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江戸時代、こういった屋形船の下に牡蠣を吊るして大阪あたりまで運んで、牡蠣料理を提供していたそうです。
高田郁さんの「みをつくし料理帖」シリーズのどこかにも描写があったような気がしてるんですが、友人に貸し出し中で確認できず。すでに返却されていた第一巻の一話に2行ほどありました。主人公の幸せな時代に関係した表現でした。
昔住んでいた町にも大きな船主さんがいて、自宅に海運祈願の大仏を建立していました。
詳しい歴史は→こちら
私が中学生頃には、矢野川に朽ちたかき船がありました。

まぁ、そんなこんなで、慌ててランチ場所を探して、掻きこむ様にして食事を済ませ会場に戻る。

整理券順にグループになってエレベーターに乗り、扉が開くなり
「をを! 生タイコでお迎えだ~」
と心躍る。やっぱり、気分の盛り上がり方が全然違うわね~。
とワクワクしながらお気に入りの角度の席をゲット。
安心して読みかけの小説を読みかけるが、調子のいいタイコとちょっと重たいヨーロッパが舞台の小説「大聖堂」がミスマッチすぎ~。

さて、定刻になり主催者のご挨拶もさらりと済んで、上がった緞帳から現れたのは、「市馬カルテット」の面々。ではなくて「お囃子教室」
軽妙な司会の市馬師匠、高座にはお囃子の松尾あささん(お若い。もっと渋い年齢の方を想像していました)、タイコは二つ目入船亭遊一くん。鉦は真打の三遊亭歌奴さん。
見事にキャラ分けも出来ており、これで学校寄席に行くって、もったいないー。一般にも公開してぇー。
有名師匠の出囃子も次から次に飛び出し、「やっこさんどこいくの」ではシュッした歌と市馬師匠の合いの手に聞きほれました。
山陰の神楽を聞いて育った耳には、馴染みやすいテンポでした。

二つ目の入船亭遊一さんはりりしい眉毛の若者でした。
私、podcastで音声しか聞いたことなくて、どんな立ち振る舞いなのかと期待していました。
以前の配信で「たちきり」のラストで三味線と唄の入るものがあったので、今回、生であれが!?と期待していたのだけど、そんなに甘い世界ではなくテンポ良く「たがや」できっちり盛り上げる。

今回は忙しいぞ!
紙切りの林家 正楽師匠がもう登場!?
この方も、映像のない音声配信で聞いたことはあっても、実際に見て聞くのでは大違い。
「コマッタナー」って言いながらの紙切りは大変面白かったです。
「広島カープ」をリクエストされたとき、生お囃子も「カープ」のテーマ曲になっていてお囃子さんの技にビックリ。
やっぱりお勉強って大切なんだな~。

続いては、まるーい体型に明るいキャラクターの三遊亭歌奴師匠で「ちりとてちん」。
喉の奥が痒くなるような話をぽんぽんぽんとテンポ良く。

仲入り後、太神楽の鏡味仙三郎社中。ここはという大事なところはお師匠さんがんばるっ。
若いもんには負けない気迫を感じました。

トリは柳亭市馬師匠の「七段目」
芝居好きの若旦那と丁稚がつぎつぎに繰り出す芝居騒動に、ここでとっておきの生のお囃子を被せて臨場感たっぷり。最後まで笑いっぱなしでした。

本当に、広島で「生」の寄席を楽しめてよかったですー。

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最後に、客席からは背後になって見えないのだけれど、舞台正面にあるステンドガラス。
市馬師匠も「あれ見ながら、これもなんだけどね~」と苦笑された「おなじみ、幽霊の登場シーン」には、ちょっと・・・だけど。きれいなのでご紹介。

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