落語名人会@RRホテル
・2011/09/20(火) リーガロイヤルホテル広島
とあるところからホテル寄席のチケットがどんぶらこっこと流れてきたので、すかさずゲット。
季節の松花堂弁当に飲み物付
食事用の宴会場には結婚式のような10人くらいが座る円卓がずらーーーり。
自分のチケットに振ってある番号の席に着く。
えーーーと、周囲はお上品なご夫婦とか、お金持ちそうなおばあさまに囲まれて緊張するー。
甥っ子の結婚式の披露宴で甥っ子の母方の親族と同席したときの緊張感が蘇る。
飲み物も、一人だからビールや日本酒の手酌もちょっとなぁ、と思っていたらお隣の奥様が注いでくださいましたの。
やっぱりこういうのは、場慣れしてらっしゃる方ばかりなので、穏やかに会話も進みおなかいっぱいになって、隣の宴会場に作られている寄席の会場に移動。
はぁぁぁぁ、満腹ー。
前座は「林家 木りん」の「つる」
およそ落語家らしくない、いまどきの爽やかなオシャレな若者だなーと、思ったら
「僕、身長192センチなんですよ。父が相撲部屋をやっているんですよ」
と自己紹介してお父さんの名前を出すと、会場のあちこちから「ほうほう」と身を乗り出すおじいさま方。
お相撲の話でぐっとひきつけておいて、噺に入る。
なるほどねー。
二番手は「林家 正蔵」
テレビではタレントとしてよく見かけるけれど、噺は初めて。
捨て身の高座(*^_^*)いゃあ、高座から飛び降りて駆け出しちゃいましたからね。
お客さんを楽しませることを頑張ってるんだなと。
「林家」の落語らしく楽しい噺でした。
三番手は「三遊亭 円楽」は「一文笛」
しかーし、このあたりで、仕事帰り、すきっ腹に飲んだビールと満腹感で睡魔が襲ってきて、頭がくーらくら。
やっぱり、ディナーショータイプの落語会って、私にはまだまだ早い代物だったわね。
トリは「林家 木久扇」
第一声で、睡魔が吹っ飛んだ。
テレビでの「お馬鹿キャラ」ではなく「腹黒キャラ」なんじゃない?
客層に合わせて、戦前から戦後の体験談を織り交ぜながらの「昭和芸能史」。
うーん、すごい。
一瞬も観客の気持ちを逸らさない。
そういえば、会場前にブースを作って木久蔵ラーメンやグッズ販売を一人で始めて周囲のスタッフが慌てて手伝ってた。根っからの商売好きなんだろうねえ。
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