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2012.06.13

生らくご会特別公演「寄席の楽しみPARTⅡ」

入梅後にもかかわらず、もったいないほどの晴天。
本日は、席亭が転勤族で広島に居住されていたときに始め、とっくに広島市民ではないにも係わらず、年に何度か開催される「広島で生の落語を聴く会」

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いつもは一人会、二人会の形式だけれども、東京に行かなくても「寄席」の雰囲気を味あわせていただけるめったに無いチャンス。

 ・寄席囃子教室
 ・入船亭遊一 「真田小僧」
 ・ロケット団(漫才)
 ・柳家我太楼 「長短」
  仲入り
 ・林家正楽(紙きり) 
 ・柳家さん喬  「八五郎出世」

まずは入場からして、本物の寄席太鼓で迎えられ気分良くお目当ての席に着く。
いやあ、太鼓でココロ踊ってしまうのは、山陰の「神楽」を聞いた育ったせいかしら~。まあ、小学校に入るまでだけど。幼児時代の刷り込みってすごいわぁ。

お囃子教室では、いつもは裏方の三味線の師匠が高座で色々披露してくださいました。
私、実は前の日に『玄椿』(河惣益巳)を全巻読破したばかり。
世界は違うんだけど、唄声がステキ。

二つ目の入船亭遊一 「真田小僧」も軽妙。口の達者な子供に良いように翻弄される父親の様子が楽しくて。
そうそう、映画「しゃべれどもしゃべれども」をまた見返したくなりました。

漫才のロケット団は、笑点で何度も見ているはずなのに、やっぱり生で見なきゃだめねぇ。
すっごく面白かったです。
ロケット団の二人って、ほんっとに細いのにもビックリした~。

「長短」はほんとうにこの噺家さんにピッタリ。私は、いらちな方がキセルに何度も火をつけて見せるところがお気に入り(*^_^*)

「紙きり」の正楽師匠は今回、ずいぶんな難題だったご様子。
それでもきっちり形になって会場全体を唸らせていました。あ、生お囃子の三味線が途中、カープ応援歌になってましたねー。

トリは、学校寄席以外では、広島初高座という、さん喬師匠。いったい、どこの学校の生徒が聞いたんだか。うらやまし過ぎる学校寄席。「八五郎出世」は音源で予習出来ていたのだけど、やっぱり、声だけじゃ伝わらないものがあるよね。
「八五郎兄ちゃん」みたいなのがいると、傍迷惑だけど楽しいだろうなぁ~。
ちょっとうるっときちゃいました。

で、この公演が終わった後、誘っていただいて「落語オフ会」に参戦。
いやー、この歳で全然知らない人の中に飛び込むのはもう、なかなか経験することが無いぞ。頑張れ自分!
の気合いっぱいでした。
落語の話しから、少子化問題にJRのICOKAまで幅広い話題てんこ盛りであっという間に時間が過ぎていてビックリしました!


来月、7月8日(日)は同じく、 「広島で生の落語を聴く会」の春風亭一之輔師匠と、三遊亭兼好師匠の二人会です。
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詳細は「広島で生の落語を聴く会」のブログ(→こちら)
をごらんください。


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