誤飲にご注意
弟のうちの長女はアメリカン・コッカー・スパニエルのモモちゃん。
もともとは看護師のお嫁さんと二人暮しの後、弟と結婚して、人間の妹2人誕生。
近頃は
「ちょっと、しんどいお年頃」
なので
「寝てることが多くなったわねー」
と義妹。
二週間前、別件で電話があって話していると
「なんかねー、最近、よく吐くのよ。でも食欲あるし、水も飲むし、元気あるのよー」
「ふーん?どうしたんかねー?最近、広島にも夜間救急動物病院できたから電話番号メールしとくわ。明日までに急変したら連れて行ってあげてね。病院も早めに行ったほうがいいよ」
「ありがとねー。そうするー。」
で、3日後、実家に帰ったら
「モモちゃん、入院したんと~。もうダメかもしれんて言いよったよ。」
「えー!?」
それから10日後。用があって電話したら
「今日、退院してきたのよー。それがね~」
かいつまんで説明すると
「スーパーボールが十二指腸に詰まって閉塞、急性腎不全に尿毒症が始まっていた」
んだそうです。
私と電話で話した晩に真夜中から一晩中吐き続け、翌日病院に連れて行くも、尿毒症の症状があったのでひたすら輸液、胃の中に溜まった胃液や胆汁などを全部吐き出すのを待って、バリウム造影して、何かが詰まって閉塞しているのを確認。
スーパーボールはレントゲンに写らないからね(@_@;)
尿毒症が改善されたので、開腹手術して、スーパーボールを取り出した。
んだそう。
スーパーボールがいつ、どこで胃に入ったのか判らないけれど、異物を吐き出そうと嘔吐いているうちに、すぽんと十二指腸に入ったらしい。
なので、おなかも空くし、水も飲みたがるし、元気はいっぱい。でも十二指腸にすっぽり栓をしてるんだから、吐き戻すしかない。
実際には食べ物や水は胃で停留しているだけなので、徐々に弱っていったとか。
原因が判ると「なるほど!」だけど、ホント、びっくりしたわー。
皆さん、「誤飲」ってほんとに怖いですね。
10日の入院・手術で20万円だったそうです。
話しながら人間の看護師の義妹から、人間と犬・猫の腎不全の違いについてレクチャーしてもらったのでした。
(人間は糖尿病やネフローゼが原因で腎不全になることが多いけれど、犬・猫は炎症性のものが多いという話を獣医さんとしたんだよーって話とか)
でも、無事に退院できて本当に良かった。
モモちゃん、もともとテンションの高いワンコだけどお家ではしゃぎまくって、安静に出来るんかいな・・・・(@_@;)
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