2008.02.03

幕末浮世絵アラカルト

最近、何故か「江戸」が面白くなった私。
熱も下がったし、土砂降りの雨の中、ひろしま美術館で開催されている
幕末浮世絵アラカルト
北斎・広重・国貞・国芳らの世界
-大江戸の賑わい」
を見に行きました。
来週が最終日なのでやっと重い腰が上がりました。

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土砂降りの中、建物の中は暖かいけれど外は寒い~
久しぶりの「ひろしま美術館」は土曜日の雨の午後だったけれど人の入りはまずまず。
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さて、今回も目的は『子猫寄り集まって親猫になる』  歌川芳藤 
昔の企画展で1度見たことがあるけれど、今回はゆっくりと見ることができて満足満足。
ゆっくりしすぎて「閉館15分前」の放送が流れてしまいました。
えー?17時閉館なの!?
それにしても
「浮世絵」
濃い世界ですねぇ。
いや、酔っ払いそうでした。

Ukiyoe
ワークショップ体験コーナーではお目当ての↑『子猫寄り集まって親猫になる』を本当にパズルにして遊べるようにしていました。あと、子供が彩色した有名な富士山の数々。

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結構難しいよ(^m^)



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2007.09.26

『夕凪の街 桜の国』と「ミス・ポター」

『夕凪の街 桜の国』(公式HPはこちら)
            (映画ブログはこちら)

お盆前、旦那と行ったお好み焼き屋で、飲んだ勢いで盛り上がった女性と、「夕凪の街 桜の国」の話で盛り上がった。
私は原作は読んでいるが公開されたばかりの映画は見ていない。
彼女は、映画は見ているが原作は読んでいない。
酔っ払いだし、かみ合っているのかいないのかわからないけれど、お互いに未見のメディアを見る約束をした。
とはいえ、テーマがテーマだし「ついでに見るか~」という気分にはならない。
襟を正して正座して、ハンカチと心の準備が必要かと思い、ずるずると時間が過ぎてしまい、映画上映案内欄から消えていく上映館。
やっと、見た感想は
「もっと早く観て置けばよかった!」
でした。


チャンスのある方、ぜひとも、見てください。
テーマについてはあちらこちらで語られておりますから触れませんが
広島の方は特に、某俳優さんと女優さんの
「ネイティブですかいっ!?」
とビックリする広島弁とか、平和公園横のホテルとか、くすぐられるところもアクセントになっておりました。



↑原作はこちら


「ミス・ポター」(公式HPはこちら)
「ピーター・ラビット」原作者、ビアトリクス・ポターの半生を描いた作品。
主演は「ブリジット・ジョーンズの日記」のレニー・ゼルウィガー
たしか、「ブリジット・ジョーンズの日記」のときに「イギリス人よりもイギリス人らしい」と評されていたような。
実を言うと、疲労困憊していた私と友人カミツレの二人は、直前まで
「映画やめて、マッサージに行こうか」
なんて話し合っていたのだけれど、見終わっていたら2人とも憑き物が取れたようにスッキリ。
気持ちのいい映画でした。
私は、オープニングの水彩絵の具を溶いて、ピーターラビットのベストの色がコップの水に変わるところで引き込まれました。
エンディングも良かったですよ。

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2007.04.14

「十猫十色ねこだらけ展」のお知らせ

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↑バナーをポチっとしていただきますと、詳細ページに飛びます

期間:5月9日(水)~5月14日(月)
時間:10:00 ~ 20:00(入館は19:30まで)
       ※初日は14:00から、最終日は17:00まで
場所:品川区民ギャラリー (大井町駅前 イトーヨーカドー8階)

関東をはじめとする猫友さん達がグループ展を開催します。
お近くの方は是非、覗いてみてくださいませ~

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2006.06.26

「脱線音楽・キング オブ ベスト」ポカスカジャン

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6月24日(土)
WAHAHA本舗に所属している「ポカスカジャン」のライブに行く。
場所はナミキジャンクション(ここって、昔別の店が入ってたときよく行ってたんだけど・・・時間の流れって寂しいなぁ)
何故か開場が16時30分 開演が17時・・・中途半端だなぁ~、と思いつつ、隣のマックで腹ごしらえしてもまだ時間が余る。思い立って3、4件先の百均で買い物をしていたら「おそいっ」って旦那に怒られた。まだ開場もしとらんっちゅうに・・・。
ところで、私が百均で買ってきた扇子を取り上げて自分が使うのはいかがな物かと思いますが?
めっちゃカワイイ柄にすりゃ良かった。

開場して席についてキョロキョロとあたりを見回す。
うわぁ、あんなところやこんなところも変わっちゃって、まぁ~、なんて言いながらステージを見ると、袖のところからメンバーの足見えてますけど?

先日、たまたま「笑点」に出ているところを見たんだけれど・・・・・テレビだとやっぱりお上品よね~。

笑いすぎてわき腹が痛くなって、酸欠状態。
内容は言えませんが、サムーくなったり、あつーくなったり、引いてみたり、乗り出してみたり、のけぞってみたりと大忙しでした。舞台が近いぶん、濃厚さが5割り増し。


10周年記念アルバム(DVD付)だそうです。
(それにしても、どうして私がリンク張ると画像がないかねぇ?)

ライブが終わって疲労困憊。
「ギョーザ食べたい」と思って行った店は閉店していて、スペイン風居酒屋になっていた。
でも料理が良さそうだったのでサングリア、ワインとビール、サラミやウインナーなどを頼む。が、お客が増えて中々料理が来なくなったので(立ち飲みしていたし)最後の締めは久々にお好み村の中の行きつけのところへ。
この店、タレントがよく来るので有名なのだけど4日ほど前の梅ちゃんの公演ポスターが張ってあったので、その話をしていると、先ほどのポカスカジャンのライブに居たという人が・・・!
楽しくお話しさせていただきました。
やっぱり、うちの旦那が「タマちゃんのバナナ」を食べさせられたのが一番印象的でしたかね~。

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2004.09.19

「明和電機・ナンセンス=マシーンズ」展

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広島市現代美術館で開催されている<「明和電機・ナンセンス=マシーンズ」展>にカミツレと行って来た。
どんな「モノ」が展示されているかは、左側にリンクがあるので一度ご覧下さい。
コンセントやスイッチや電流といった単語にくらっとくる体質にはちょっとオススメです。
あと「極太ゴム弦のベース」「千手観音のように並んだギターをオルガンで弾く」なんていう状況が想像できるとか、青い作業服を着たミュージシャンなんていかがでしょうか?
ライブ>ライブビデオ>プロモーションビデオ>ただの展示と感動度が上がること間違いないです。
あ、ちゃんとNHKの日曜日午前中の「日曜美術館」でも特集されるような芸術家です。

広島市現代美術館は広島市でも中心部なのに微妙に不便な場所にある。
広島駅で待ち合わせ、昼食後に市内電車で移動。降りた場所から山頂付近の美術館まで歩きます。車で行くと同じ敷地内に「まんが図書館」という人気の公立図書館があって駐車場に停めるまでものすごく時間かかったりするので歩きます。
こんもりした山の中を切り開いて作ってあるので、先日の台風後が生々しい。しかも、今日は雨が降りそうな湿度の高い蒸し蒸しした天気なので着いた頃にはぐったり。運動不足なんて言わないで・・・(^_^;)
疲れたので美術館ないの喫茶室で一息。冷房の恩恵をあずかっていると、店内に青い作業服のあの人は・・・!!!
二つほど離れた席に「明和電機=土佐社長」がすとん、と座る。
あまり見つめると失礼なので、喫茶室を出る。
さて、展示スペースに入ると、そこにはさまざまな作品が「芸術品」の品格で並んでいる。
いや、もちろんこの「明和電機」のカテゴリーは「現代美術」なので当たり前なんだけど、この違和感が「現代美術の現代美術たる所以」というところでしょうか。
展示スペースにステージが作られていて片隅に「ライブあります」と時間が書いてあり、あと30分も待てばライブが見れる。ので当然待つ。だって喫茶室に本人が居たんだもん。
近くの展示ブースを見ていると、10分前なのに楽器の音がする。どうやらチューニングというかアップがはじまったらしいのでステージ前に戻る。すると土佐社長がベンベンとゴムベースをアンプにつないで音チェック中。
定時にミニライブが始まる。
「どなたか、弾いてみませんか?」
と声をかけるがシャイな広島市民はみな、熱意のある眼差しを向けるが名乗り出る人はいない。苦笑しつつ次の楽器へと進み演奏してみせる・・・・・と一人の勇気あるおにいちゃんが名乗り出て「ゴムベース」を手にとる。
二人でセッション。をを~(^O^)
ベースの男の人が観客に戻ると女性が「ギターオルガン」に名乗りをあげる。
どうせなら3人でやってくれないかなぁ~。
でもそのまま終了。残念。
「僕がいる間なら、ココのスペースに置いてある楽器に触っても良いですよ」
というと、わらわらとギャラリーが憧れの楽器に集まる。
私達は階下の展示室に移動。
このあたりには初期の作品や以前のシリーズなどが展示してあり、懐かしい。
明和電機をはじめて知ったのは10年前で、夜中の番組で番組宣伝していて「こっ、これはっ!行かねば!」とカミツレや旦那や友人を巻き込んで、今は亡き(先日、ヤマダ電機に改装されてしまった)ファッションビルのライブスペースに行ったのが最初。多分、宣伝見て一週間もかかってなかったような気がする。
そしてライブを見て、ぶっ飛んでしまったのですよ。
しかし、明和電機には「広島にはノリがない」と判断されてしまった(その後テレビで語っていた)らしく、ライブらしきものは無かった(多分)。
いや、でも、あれをはじめて見て音を聞いてしまったら、どうして良いか判らなくなってしまうんだよぅ~~。
今日はとっても良い日曜日でした。
出来れば現代美術館、「サティ」と場所変わって欲しいわぁ。

地下の展示ブースで展示品のメンテナンスをする社長をギャラリーが囲んで見ていた。
まさに社長そのものが展示品!?
こんな人です

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2004.07.25

写真展「ネコの駅員」

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廣子 盛亮 写真展「ネコの駅員」 広島市まちづくり市民交流プラザにて 開催中~7/31まで

リビング広島と中国新聞(こちら)で紹介されていた写真展に行ってきました。
昨年廃線になったJR可部線の中の一つ「安野駅」に住んでいた猫たちを撮影した写真展でした。
この駅の、とくに春の桃源郷のような花木達は有名で電車とのコントラストがとても綺麗なことで知られていました。
1日わずか数本しか行き来しない駅でも、人がいて猫がいて、冬には雪が降って、春になれば花が咲いている・・・・・。そんな光景を撮影した写真展。
一説にはボランティアの人が里親を探してある程度引き取られたとか(それを信じたい)この撮影をしたカメラマンは「まだ猫達はいますよ」とい話とか交錯してしまったけれど、写真自体は幸せな猫たちの光景が写されており、見ているわたしも頬が緩んでしまう写真が多くてうれしかった。
私が気に入ったのは、尻尾の先が微妙に膨らんで木の電柱に駆け上っているキジ猫の写真と親子のネコが頭を寄せ合ってコッツンしている写真。
ほとんどの写真が、ネコよりもさらに下からのアングルで地面に張り付かないと撮れない写真だった。
だからこそ出てくる表情がとても良かった。
「光の加減に一番気を使いました」
といった若いカメラマンの、次の作品展に期待したい。
私の35ミリのカメラもって、外に出たくなったな。
今なら熱射病で倒れそうだけど・・・・(^_^;)

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